お屠蘇の意味
前回はおせち料理の話をしましたが、今回は
お正月といえば、まず最初に口にするのがお屠蘇(とそ)です。
お屠蘇の起因は嵯峨天皇時代(1100年前)唐よりもたらされた
屠蘇白散と称する霊薬(くすり)を献上しました。
天皇は元旦より三が日、清涼殿の東廂(ひさし)に出御(しゅつぎょ)され
四方拝の御儀式の後、御酒(おみき)にお屠蘇を浸して用いられたのが始まりです。
その後、国民も之に倣って正月三が日の儀式として邪疫症魔(わるいはやりやまい)を除き
無病息災と健康を祈願して、幸福の年を迎える為のお祝いを致します。
お屠蘇の中身は桂皮・山椒・陳皮・桔梗・大茴香丁字・浜防風という漢方薬です。
また最初に食べるのが雑煮です。昔は雑煮を「保臓」と呼び体の五臓を
強くして健康を保持するために餅を主にして各種の具を入れた汁の事でした。
このように一年のスタートを日本人は漢方を飲んで邪気を払い、
雑煮を食べ五臓の働きを上げ、お節料理で補腎をするという
素晴らしい健康法をしている国民です。
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