株式会社 内外同治館

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春になると

春になると

日に日に暖かくなり、春の日差しを感じられるようになりました。

自然界でも草木が芽吹き、生き物たちが動き出す季節です。

 

この時期、気温が上がると、肌表の腠理(そうり)が開きます。

「腠理」とは、体表にある穴のことです。

これが開閉することにより、体温調整を行い、暑邪、寒邪、風邪といった外邪を侵入させないようにしていますが、

暖かくなるとこの「腠理」が緩んできます。

疲れていると開きやすくなるので、しっかり睡眠をとるなど体調管理に気をつけましょう。

 

また、春になると草木が上へ上へと伸びるように、肝の気が上がりやすくなります。

肝の気が高ぶりすぎると、目の充血、頭痛、イライラ、めまい、情緒不安定などの症状が起きます。

肝の働きを調整してくれる旬の食材や、腠理が緩み過ぎないよう、引き締め効果のある酸味をもつ食材を摂るよう

にしましょう。

 

☆セロリ

 涼性の性質をもち、余分な熱を冷まします。

 イライラを鎮め、頭痛、二日酔い、高血圧などに効果があります。

 

☆いちご

甘味と酸味をもちます。

胃腸の調子を整え、肝を養い、空咳、喉の痛みを取ります。

 

 

 

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