内風について
春は、外からの病気の原因である「風邪(ふうじゃ)」の影響を受けやすい、と先月お伝えしましたが、
今回は体の内側の風「内風(ないふう)」についてです。
体内で風が起きることをイメージしてみて下さい。
ゆらゆら、ぶるぶる、グルグル・・・
痙攣、麻痺、めまいといった症状。これらは内風によって引き起こされることがあります。
原因となるのは、気や血の運行がスムーズでないこと。
陰血が不足して、筋や脈に栄養が行きわたらないこと。
これらの機能を行っているのが「肝」です。
怒りの感情は肝に影響を与えます。
怒りは肝の機能を失調させ、さらにイライラしやすくなったり、気持ちが鬱々となったりします。
ご自身をいたわり、肝をいたわり、清らかで生き生きとした春を健やかにお過ごし下さい。
☆牛レバー
血を補い、肝機能を養い、目の不調を解消し、脾のはたらきを良くします。
飲酒による不調を解消します。
薬膳では「以臓補臓」という考え方があります。
「不調のある臓器を、動物の同じ臓器により補う」という考え方です。
豚レバー、鶏レバーも肝機能に効果があります。
☆グレープフルーツ
胃もたれ、疲労、二日酔いに効きます。
気を巡らせる作用があり、気血の運行を良くします。
高級漢方サプリメント
健康サプリ通販
中医学セミナー
漢方健康セミナー
株式会社 健禄