湿邪と脾 ~中医学のことなら健禄(けんろく)へ!~
今年の梅雨は長梅雨になりそうだとニュースで耳にしました。
雨模様が続くと覚悟しなくてはいけませんね。
ジメジメした気候は湿邪となって体を犯します。
前回、「これから夏の終わりまで、脾が弱まる」と書きましたが、これは「脾の運化機能が弱まる」
ということです。
脾が正常に機能していれば、飲食物は消化、吸収され、余分な水分は尿や汗となって体外に排出されます。
しかし、この機能がうまく作用しないと、体が浮腫み、尿の量が減り、体は重だるくなるのです。
湿邪は舌の状態にも現れます。「白膩苔(はくじたい)」と呼ばれ、一層のねっとりとした苔で覆われるのが特徴です。
また、湿邪は住んでいる場所も関係してきます。「昔、沼地だった」「海や川の近く」といった土地では、
知らず知らずに湿邪の影響を受けるのです。
脾を大切にするには、暴飲暴食をせず、よく噛んで食べることをおススメします。
☆はと麦
ヨクイニンとも呼ばれます。
消化機能を回復させ、湿邪を尿として排出します。
体の余分な熱と膿を取ります。
☆梅
食欲不振を解消し、整腸作用があります。
疲労回復や、食中毒の予防にも用いられます。
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